みんながみんな
新年あけましておめでとうございます!!
年明け早々、なんだか書きたくなってしまったことがあるので書きます。笑
突然ですが、AIさんの『みんながみんな英雄』という曲をご存知でしょうか?
...そうです!あのauのCMで流れていた曲です!!
紅白やCDTV、昨年末の音楽番組の特番でも、AIさんが歌っていらっしゃいましたよね。
このCMが初めて流れたのが2016年始、それこそカウコン中のCMで流れた気がします。そのときから、あぁなんか素敵な曲だなぁ~とは思ってたんですが、私の中でこの曲が印象深い存在になったのは、ある方の動画がきっかけです。
それがこちら。
(Twitter上でごあいさつしたこともなければ、もちろん面識もないのですが...)ササキさんという方が作られた『みんながみんな英雄』をBGMに、というかその歌詞に合わせてジャニーズJr.のユニット、Travis Japan (以下、トラジャ)の映像をまとめたものです!
私は実質ジャニーズDDみたいなものではあるんですが、普通に好きだなぁ~というくらいにしかトラジャのことを知りません。
なので、私に彼らのことを語ることなんて...とは思うんですが、この動画を見て、この曲がトラジャにぴったりだなぁ~と、見れば見るほど、少しずつ彼らを知れば知るほどに思うようになりました。
(しかし本当にド新規かつ該当担ではないので、失礼な物言いや誤った情報があったら申し訳ありません...。先にお詫びしておきます(._.))
で、具体的にどのへんが、かと言うと...
まず、歌いだしの歌詞からそれを感じずにはいられません。
特別じゃない 英雄じゃない
トラジャは、2012年のPLAYZONEの際に、世界的な振付師であるトラヴィス・ペイン氏によって選抜されたという形で結成されています。
この時点で、え?十分すぎるくらい特別じゃん!選んだ人の顔見えてるし...← と言いたくもなるんですが、たぶん、選ばれた本人たちはそれまで、Jr.の中ではさほど"特別じゃない"と思っていたんじゃないかなと思います。
今でこそ、トラジャはJAIにも出てるし、2016年は単独のクリエも、SixTONESと永瀬廉くんとのサマステもやっているし、Jr.群雄割拠の戦国時代の一雄として、名高いですが、兄組弟組そろってのクリエは2016年が初だったし、JWも出たことがなかったり、少クラにトラジャとして呼ばれることも、2016年夏以降増えたけど...という印象でした。
どういうことかというと、もちろん、ジャニーズのショーの中でもトップクラスのダンススキルを要するPZに、ダンスの世界の世界的権威に選抜されて出演していたのは十分特別だけれど、たとえば、入所年にデビューを果たした聡マリとか、いわゆるスぺオキと呼ばれる勝利や紫耀、以前伝説のJr.であった剛健、タッキー、やぶひかのような特別感というのはない、のではないかなということです。
実際、ソースは忘れてしまったんですが、しーくん(吉澤閑也くん)が自分にはなにがあるんだろうと迷っていたときにトラジャに選抜されて、そこで本気でダンスをがんばろうと思った、みたいなことを語っていて。(内容もだいぶニュアンスです(>_<)) 本人でさえも、特に弟組は(兄組はその前からPZに出ていた)、トラジャに選ばれたことで武器を手にしている自分に気づいた、みたいなこともあって。
だから、失礼に値するかもしれないけれど、そういう意味では"特別じゃない"んじゃないかなぁと思いました。
でも、先ほどちらりと書いたように2016年、トラジャは飛躍の年だったんじゃないかなと他担ながらに思います。
それって、トラジャのみんなの意識が変わったとか、必死で努力してきたことが実を結び始めたとか、そういうのの成果なんじゃないかな、と知らないながらに思って。
だってえび座期間に、各メンバーが先生になってレッスンをする、という試みをしているという話をしていたし。それって他のグループでは聞いたことない。そりゃすのならひーくんが振付したり、ひーくんがJr.の希望者に筋トレ教えたりしてるけど(あれ、ひーくんばっかり。笑)、グループ内で、振り写しじゃなくて基礎から、とか、意識から変えていきましょう、隣の仲間のを吸収しましょう、ってしてるなんて。
あとはダンス(パフォーマンス)という点において、お互いへのリスペクトがすごい。あぁ、みんな踊るの大好きなんだなって思うし、だからこそそれをどんどん極めていく人もいれば、新たにアクロを習得しようと練習する人もいたり、はたまた、歌も鍛えなきゃって思って行動に移す人もいたり。
そういうことが、昔からやっていたのかもしれないけど、花開いて実になって...という年、そういう時期だったんじゃないかなと思います。
だから、歌の趣旨とはズレてきているけれど、特別じゃなかった子たちが、どんどんいろんなファンの人の、後輩たちの、"英雄"になっていっているんじゃないかと思うんです。
まだまだ、サクセスストーリーの途上ではあるけれども。トラジャはこれからも、
走っては休んで 休んでは休んで
泣いて 笑って 飯食って あたらしい自分になっていく
んじゃないかなって。
でも、これって、Jr.みんなに当てはまることで。
帝劇の0番に立って台詞がたくさん言える子も、(大所帯の舞台観たことないから想像だけど)照明も当たりにくい、半分舞台袖に隠れちゃうような位置でただひたすらに踊っている子も、そりゃあ誰きっかけかはわからないけど、ジャニーズ事務所のオーディションに合格してるだけで特別じゃんって言われちゃえばそれまでだけど、一歩ステージを降りて街を歩いていたり、人里離れた村とか異国に行ったりすれば、必ずしも"特別じゃない"と思うんです。みんな。
でも、みんな、必死に努力することで、がむしゃらにパフォーマンスすることで、客席の、テレビの前の、誌面を読んでいる誰かの"英雄"になっていくんですよね。
歌詞にもあるけれど、雨の日も風の日も、もう無理だって思う日もきっとあるし、長く続く、終わりの見えない暗闇で必死にもがいている人もいるでしょう。
でも、雨上がりには虹が出るし、風は雲を吹き飛ばして太陽に会わせてくれるから。
明日は、みんなに平等にやってくるから。生きている限り。
だから、みんなの夢がステージの上に、スポットライトの下に、カメラの向こう側に、そういうところにあるんだったら、どうか、諦めないでいてほしいんです。
だって、きみは絶対誰かにとっての"英雄"だから。
そしてどうしても負けちゃいそうな時は、きみにとっての"英雄"を思い出してごらん。きっときみの力になってくれると思います。
そしてそして、誰目線だよって感じにどんどんなってきたけど、これは私たちにも同じことです。
みんながみんな、誰かの、英雄。
自分を"英雄"だと思ってくれている人の存在はすぐにはわからないかもしれないし、まだ現れてないかもしれないけれど。
でも、たとえば私には、私にとっての"英雄"である自担や大好きなパフォーマンスをする子たちがいるから。みんなから力をもらえるから。
だから、今年も前向いてがんばらなくちゃいけないなぁ。そんなことをふと思った三が日の中日でした。
ということで、なんか、最後ポエムみたいになっちゃったし、感じてることを文字に起こすって難しいと思いましたね(´・ω・`)
お付き合いいただいた方がいましたら長々と失礼いたしました!!