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物心ついた頃からアイドルが好きな人のブログ

鼠小僧が見せてくれた夢 (4/26 夜 滝沢歌舞伎2017)

こんにちは。先日の記事の続きで第二部の感想を書いていきたいと思います!!

また、ネタバレになってしまう部分もあると思うので、見たくないよーという方は下の画像の下からは見ないようにお願いします(*_ _)

 

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【第二部】

「鼠小僧、夢小判」~笑いあり、涙なし~

 

第一場 捨てられた兄弟
子どものころの次郎吉と仙吉を演じていたのは、私が入った公演では次郎吉が内村くんで仙吉が川崎くん。まさかこの兄弟の別れがこんなに切ないものだったとは...と思いました。そこは去年とは設定変わってるんだろうなぁ。(去年は次郎吉がふらっと小屋を出て行ったきり、みたいな台詞があったので。)
そしてストーリー・テラーの我らがひーちゃんが登場。スーツをスタイリッシュに着こなしててかっこいい!!この回、髪を8:2くらいで分けてて、2の方は固めて後ろに流してて刈り上げの部分が見える感じにしていたんですが、8の方はゆるくパーマかかってる感じで固めてなくてふわふわで、それが私的にとてつもなくストライクでした。
ひーちゃんのお芝居、ちゃんと生で拝見するのは昨年の『少年たち』以来なんですが、回を重ねるごとにうまくなっている気がするからすごい。努力の人だなぁやっぱり、と思わずにいられないです。
 
第二場 鼠小僧、見参!
そして、鼠の登場。3階席だったのですが、目線よりちょい下くらいの高さに、しかも下手寄りだったのでほぼ真正面に鼠がいて、おぉ~って思って。すごーい、本物だぁー(*'▽')って無邪気に思ってたら、あっという間に紐?縄?を伝って下に降りて行ってしまいました(笑) その降りていく様子を見た3階や2階の一番下手に近いサイドの席の奥様方が口に手を当てて驚いていて、あの反応は演者側からしてみると役者冥利に尽きるなぁと思ってほっこりしました(*´ω`*)  私含めてみんなスゴ技に慣れすぎですからね!
下っ引きのみんなの判別まではつかなかったなぁ...。月が雲に隠れて、一寸先も見えない暗がり!っていうシーンは「なんだよ~松尾かよ~」からの「はぁーいー。ばぁーぶぅー。(イクラちゃんのモノマネ。似てる。)」でした(笑)
そしてこの鼠が追われているシーンでのひーちゃんの講談がすごい!!私も講談って存じ上げなくて、でも聞いてみて、あーこういうやつか!!と。私なら絶対舌回らない...(笑) かっこよかった。こっちこそ「惚れた!惚れた!惚れましたぞ!!」だよ~って思いました。
そして影武者さっくんもしかと見届けました!今年はバク転はなくてちょっぴり残念だったけど。
小判は降ってくる席じゃなかったけど、すごく綺麗で幻想的で見とれました。おかげで健くんと滝沢くんが見得を切っているのを見逃したくらいです、ええ(笑)
 
第三場 お丸の団子屋
花道が見えない席だったのが惜しかった...(>_<)
菊三さん大活躍でしたね~。町人役のJr.たちのなかで菊三が話すと会話のテンポが締まるような、そんな素敵な台詞回しでした。
そしてそして!!!お丸さんの登場!!!「お丸ですぅ!!」は去年と同じだけど、ズコーってみんなが新喜劇ばりにこけるのはなくなってて、パンフレットでも語っていたように滝沢くんやふっかの予想を裏切って"なんだか本当にかわいく綺麗に見えてきてしまうお丸さん"という姿を尊重した演出になっていたのが嬉しかったです。もちろんこけるのも好きだけど( *´艸`) 客席までなんだかお丸さん登場すると期待と喜びでぽわ~ってなってて微笑ましかった~
噂で聞いていたバイトくんがお丸さんの入浴シーンを覗くってくだりのときの菊三はそりゃあもうかわいかったです~~(笑)
ほうれい線のくだりは、中央線と埼京線でした(笑)
そこからいろいろ怒濤すぎて記憶が曖昧← とりあえずなべ郎が滝沢くんに飛びつくところはスーパーかわいかったです。2人とも、ね。なんか、なべ郎も客席の反応的にお丸さん並の人気者で、自担なんですけど実際にこの目で見るまで、ちゃんと渡辺くんが犬の役をやっているのが想像つかなくて←、でも当たり前だけど照れずにちゃんとやってて、みんなに愛されて、良かったなぁって思ってました!
徳俵さんは噂通り激おこでしたね...。去年ひーちゃんがやっていた蔵前の九郎次親分がいなくなった分、そのキレキャラまで背負ってて。で、林くんが小次郎になってて、去年は林くんときょもちゃんは仙吉のすぐ下についてる感じだったけど、今年の小次郎は必ずしも仙吉の直属の部下というかなんというかではなくて、徳俵さんから直々に下につかせられたりしてて、で、それを嫌がってる感じが超態度悪くて、なんかこう見ていて居心地の悪い絡みで、ということは2人のお芝居の腕が確かなんだなぁと思っていました。
あとは駒蔵の龍太くんも嫌な奴だった~。そもそも私の中の龍太くんのイメージがまいジャニとかで年下に散々いじられていたり、ツッコミに追われていたりするいいお兄ちゃんのイメージだったから、普通に怖くてびっくりした。お丸さんにもあんなに乱暴にするなんて...!!って思ってイライラしたもん。
 
第四場 大蔵金之助の屋敷
さて、こちらもみんな大好き!金ちゃん\(^o^)/
お屋敷の屏風が斜めに配置されてて変わった!って思ったけど、あれは何か意図があるのかな??
出てきて一発目は「うわぁぁ!!びっくりしたーなんだ、お客さんか。ミランダ・カーかと思った」でした(笑) さっくん絶好調!!「鳥肌が立ってる!」のとこも「肘がカサカサ!」だったし( *´艸`)
今年の金ちゃんのとこのお侍さんはがきひろだったんですね!スーっ、ぬーっのくだりは“スーッ”と“どわーっ”みたいな感じの効果音で「鼠ってそんなに多いの?」って金ちゃんのナイスツッコミ!!(笑)
そして今年も成長してない大蔵金之助は鼠にあっさり小判を渡してしまったのでした~
 
第五場 鼠の夢
ここ、去年のDVD観てるときからそうなんですが、「涙なし」とか言っておきながらじーんとさせられてしまうのは私だけではないはず。。そんな名シーンに駒蔵が参加してきます。紗幕の奥で繰り広げられているのもあってか、前のシーンとの落差か、とっても美しいシーンで。駒蔵が改心しちゃうのも納得だなと。
あれ?上手の普段ガキさんがキーボード演奏してるところに腰かけるストーリー・テラーひーちゃんと、下手で語ってるとなべ郎に絡まれるストーリー・テラーひーちゃんはどのタイミングだっけ?←  ひーちゃんひーちゃん呼んじゃってますが、本当にかっこよかったです。
 
第六場 お丸の団子屋
こっちの団子屋...なんのくだりだ...?そういやなべ郎が蹴られまくりだったのは第三場の方ですよね??徳俵さんの「この徳俵進之介に続けーーー!!!」「...こっち(反対)です」っていうのは両方にあったのは覚えてる。
そういえば、これも第三場の方だった気もしないでもないんですが、お丸さんが徳俵さんにお酒出そうとして、でも怒鳴られてびっくりしてお盆ひっくり返しちゃうところで、ハプニングで徳利が落ちると一緒に髪飾りが落ちちゃって、でもうまく拾えないでいたら次郎吉がそっと拾って、固まっているお丸さんの頭の変なとこに挿してあげてて、みんなは笑いをこらえるし、笑っちゃいけない徳俵さんもちょっとにやけちゃうというハプニングは発生してました(笑)
 
第七場 次郎吉とお丸
舞台上に綺麗な満月。花道からは菊三率いる町人衆。台詞の内容も大きくは変わっていなくて、そこになべ郎も加わって、なべ郎の格好をした渡辺くんが三之介の台詞言うの胸熱でした。そういうわかる人にはわかる遊びができるのも再演というか2年目の演目の醍醐味だなぁとしみじみ。
鼠が花道で屋根の上にいて、その別れ際になべ郎と話すんですが、なべ郎が「イクラちゃーん!バイバイで~すぅ~!!」みたいなこと言ったら、「はぁーいー。」みたいに鼠も返して、ちょうど出てきたお丸さんに「いつまでやってるのそれ!はやく忘れなさい!!」ってたしなめられるっていう(笑) でもそのあと、お丸さんも私は猫派だとか何とか言って、昔飼ってた猫の名前がタマって言ってちゃんと回収してくるあたり、お丸さんデキる女...( ˘ω˘ )
今年は屋根登れないくだりなくてちょっとさびしい(笑) 寝てたくだりもなかったかな?でも、新喜劇ばりのズコーっといい、そういうわかりやすい笑いポイントなくてもちゃんと面白かったからすごいなぁと思います。
そして相変わらずここの鼠、というか次郎吉の無事を祈るお丸さんがイイ女でねぇ~(/_;)
で、仙吉の台詞も変わってなくて「鼠小僧が次郎吉?...俺が追いかけてたのはあの時の次郎吉」っていう台詞なんですが、健くん、去年(のDVDに収録されていたver.)とはニュアンスを変えてきていて面白かったです。今年の方が、ハッと思い当たったのが伝わってきたというかなんというか。そういうの面白いなぁとぞくぞくしました。
 
第八場 進之介と小次郎
仙吉と進之介・小次郎ペアは別のところを張ることになり、2人の会話。去年、上手側で徳俵さん・九郎次親分たちと下手側で小次郎・佐助ペアとで繰り広げられてた会話芝居をぎゅぎゅっとひとつにした形になったんですが、同じ台詞あるけど、徳俵さんはやっぱり激おこ仕様だし、そんな徳俵さんに心底嫌気がさしてるんだろうなって思うけど、そこは一応明確な上下関係があるから大きく反抗はしないけど、でもやっぱりとげとげしさを隠さない小次郎がそこにはいるしで、やっぱり2人とも台詞回しのニュアンス変えてきていて、さすがだなと。同じ台詞を毎回新鮮に言うことって一番と言っていいくらいに難しいことだと私は自分のへっぽこ演劇経験(笑)の中で感じてたので。派手な立ち回りなしで、笑いなしで、っていうシーン任される2人の滝沢座長からの信頼度もうかがえるシーンだったと思います。
 
第九場 兄弟の再会
まず、水が出てくるときのあの屋根の上みたいなセットが豪華に強そうになってて感動!!← ずっと水が滝みたく流れてて下段の水汲み場に流れ込んでて、金かかってるな~と(笑)
兄弟の再会は、鼠も仙吉が来た時にこの人は自分をとらえる気がないなって察してる感じで全く構えてないのがいいし、「あの餅はちゃんと吾妻橋の下の親子に渡してくれたかい?」って聞いてすべてを伝える仙吉も粋だなぁと惚れ惚れしました。
そこに徳俵さん率いる岡っ引きたちが大挙してきて、まあ、水の中での大捕り物ですよ。駒蔵も参戦してきます。「好きにしろ」っていった鼠かっこよかった~。
今年のお丸さん登場は「私のために争わないでーーー!!!」でした。みんなの知らんぷりも面白い。そしてみんなの気を引くのは暴露じゃなくて、『愛・革命』の台詞を言うことでセンターにフォーメーションを組ませるというJr.の習性を利用した作戦← そこに集まってくるJr.のみんなの気持ちつくって入っちゃってる感がまじで面白い。あれに関しては、その場では遠くて表情見えなかったんですが、各誌で写真見て、ベテランほどいい顔してるなぁって笑いました。で、そんなみんなを駒蔵となべ郎で紐でしばる、という(笑)
徳俵さんはお丸さんに日ごろの憂さ晴らしとでもいうかのように股間狙われてるし、阿部ちゃんは滝沢くん(?)に桶で水かけられた後、その桶かぶせられて、やっとの思いで外したーー!!...けど誰も見てないっ(>_<)みたいな小芝居してるし、にぎやかでしたねー。
で、最後にもう一回上から大きい樽ひっくり返すのはなんとなべ郎のお仕事!!その前が兄弟の台詞なので、滝行のように流れ来る水を一身に受けながら耐えてるなべ郎...というかもはや渡辺くん(笑)が愛おしくて仕方ないので、余裕のある方はぜひご覧ください~!!
 
カーテンコール
ラインナップ
滝沢くんから紹介されて各自お辞儀をするんですが、去年のDVDから思ってたんですが、このときの林くん、めちゃくちゃいい顔で「ありがとうございました!」って言って頭下げるんですよね(/_;)  いい顔すぎてこっちまであぁ観てよかったなぁって思う素敵なご挨拶です。
SnowManは、さっくんから呼ばれて、そんな前出る!?って思うくらいずいっと前に出てくるさっくんを見て頼もしく思い、阿部ちゃん、渡辺くん、宮ちゃん、ふっか、ひーちゃん、そしてSnowManでひーちゃんがすっと右手を挙げて、各々その格好に似合った礼をする姿に胸が熱くなりました。
 
WITH LOVE
『WITH LOVE』のバックスクリーンの映像、今年は全部稽古風景というか稽古期間のオフショットでしたね。楽しそうな写真いっぱいで写真集つけてDVD出してくださいって感じでした←  ちなみに一番気になったのは、ちびジュに囲まれてひーちゃん仕様のかわいい笑顔のひーちゃんでした(・∀・)
あと、水がはけないので自然と舞台上に水が張ってる状態なんですが、その水面に映るセットの桜がめちゃくちゃ綺麗で、でもDVDだと1階席の高さなので映ってなくて、あれは2,3階席に入った特典だなと思って見とれていました。あんなに美しく映るものかと。
ラストのサビでわぁーって両袖からみんなが出てくるところ、わかってはいるけど圧巻で、SnowManしか追いきれなかったんですが、本当にみんな優しい、やりきったいい顔していて母のような気持ちに勝手になってました(笑)
 
LOVE
健くんを呼び込み、三方礼をして、『LOVE』
『LOVE』は口ずさめるし、ノリノリで手振りやらせてもらいましたよ、ええ( ˘ω˘ )
上手側ダンスリーダーは宮ちゃん!!両手腰で屈伸して、右足横に出してかかとだけついて右手はパーにして同じく右横に出す....っていうめちゃくちゃまどろっこしい説明になっちゃうけど、要するにミッキーがやってそうなポーズを屈伸挟んでひたすら左右に繰り出しててゆるすぎてかわいかった(笑)  意外とひーちゃんとかノリノリでやっちゃうっていうね!舘様大好きなんだもんね~ひーちゃんよかったね~みたいなね(笑)
下手側は林蓮音くん!!お兄さんたちに引っ張り出されてダンスレッスンの基礎みたいな左にサイドステップからの右にはターン入りのサイドステップ~みたいなのとかhip-hop系のノリとかやってましたね。かわいかった(*´ω`*)
で、すのRap!!!大好きなの。ここ。本当に。いい顔してた、みんな。このパートくれてありがとうございますですよホントに。
で、健&タッキーのフライング!!下手寄りの席だったので健くんが飛んでるのがよく見えました!2階席だとちょうど目が合うんだろうなぁ。健くんのキャッチは渡辺くんでした!
そして、幕。最後にありがとうございました~ってバイバイって手を振るひーちゃんがまじ幼女みを隠してなくてやられました(笑)  あと、わかっちゃいたけど渡辺くんはこういうとき上見てくれないんだよねー(´・ω・`) 見た方がモテるぞ!!(小声)
 
 
 
ということで、大大大満足の滝沢歌舞伎2017でありました。
もう、滝沢くんと健くんに関しては私から言えることは本当に何もないですが、今年は怪我なく千穐楽まで2人そろって美しくいてほしいなと願っています。そして、出演してくれるだけでも、SnowManを呼んでくれるだけでも、本当にありがたいのに、『Boogie Woogie Baby』という素敵なプレゼントをありがとうございます。ご多忙の中で、彼らのために時間を割いてくれただけでも十分なくらいなのにあんなに素敵で俺達が歌いたい!ってくらいの、写真を見た他担さんたちからおしゃれな衣装!え!?健くんデザインなの!?それ超レアだよ!?!?って言ってもらえる素敵な曲と衣装を誂えていただけて私は幸せです。
そして、新境地に達するために必要なアクロ封印の振付を五関くんにつけてもらって。これはあくまで私個人の勝手な考えなんですが、ちょっと前にJAIのことについてSnowManが語って、Jr.担を中心に物議を醸した記事があったと思うんです。あれについては彼らの"伝える"ということに関しての不器用なよくないとこが出てしまっていて仕方ないなと思っているんですが、確かに訓練して武器にはしてきたけど、自分たちのアクロバットがどんどん消費されていくことに対しての抵抗、みたいな気持ちがあったんだと思っていて。それはなんかわかるし、意味がある(五輪のシーンとか)場面のアクロバットはいいけど、なんかたとえばJr.の歌やダンスや芝居だけじゃ持たないよね、じゃあSnowManロンバクして!みたいな流れがあったんだとしたら、もしそれをやらないならそのシーンの出番はなしだよと言われていたとしても複雑な気持ちに、私だったらなるので。でも、例示したように、アクロバットが要らなかったら、悲しいかな、出られないシーンが、必要とされないシーンがあるであろうこともまた事実で。そういうどうしようもないもどかしさを打開するためには、私は、他の強みを作ることしかないと思っていて。今、Jr.でダンスと言えばトラジャだけど、ダンスでいけばどうか?大人の色気みたいなものはふぉ~ゆ~だったり、JAIみたいなときにはA.B.C-Zが担うんだろうけど、任せてもらえないか?とか。アクロ封印案が誰発信なのか、私は追えてないんですが、五関くん発信だとしたら、もしかしたらえびだってJr.時代同じもどかしさを感じていたかもしれないし、なんだか勝手にそういう愛を感じました。君たちはこんなこともできるんだよっていう、新しい扉を開いて、外の景色を見せてあげる、知らない世界に連れていってあげるという愛。五関くんも本当にありがとうございました。
 
そして、だいぶ語ってしまったけれど、この流れで私的今年のMVP、室龍太くんについても、知らないなりに好き勝手語らせていただきます。担当さん、失礼があったら申し訳ありません。
今回、照史くんの後押しを受けて、自分から動画で滝沢くんに気持ちを伝えて出演にこぎつけた龍太くん。パンフレットでも語っていたように、お笑いの部分を任せられるんだろうと思ったら、お笑いの要素は一切ないひたすらちょっと悪くてかっこいい役だったことは彼にとって意外だったんだと思います。彼のキャリアで身につけたものの集大成を今回の滝沢歌舞伎で発揮する、そんなつもりだったんじゃないかなと勝手に私は推測するので。ところが蓋を開けてみたら、かっこいい役。お笑いの部分にはほぼ絡まない。でもそれは滝沢くんの愛だな、と。キャスティングをしてくれただけですでに大きな愛情を感じますが、龍太くんのJr.としての歴、キャリアをもってしてもなお「お前にはこういうこともできるんだよ」と開いたことのなかった扉を開いてその中へと背中を押してくれるのは実に滝沢座長らしいと思いました。
龍太くんは言ってみればアウェーで、直前まで東西SHOW合戦があって、その上で日舞、殺陣、太鼓、毎年振り付けが同じ部分の多い曲はひと足遅れての振り入れ…怒濤の稽古期間だったことは、いちファンの私にも想像に易いです。
でも、それを乗り越えて、自分のものにして、少なくとも私やTwitterのTLでたくさん見かけるように、たくさんの滝沢歌舞伎のお客様の心を掴むものを舞台上から届けてくれた龍太くんは本当にすごいなと。月並みな言葉でしかないけど、ただただそう思いました。だから、今年のMVPは私的には龍太くんかな、と。
私はJr.担になったのも最近だし、ましてや関西Jr.のことは知らないことばかりで、"室三兄弟"のことはよく知らないけど、でも、他の兄弟もジャニーズというフィールドではないところへと活動の場を移して芸能活動を続けている中で、龍太くんがどんな思いでこの、必ずしも自由がきくとも言えない事務所にとどまっているのか、本当のところは私はわからないけれど、龍太くんがジャニーズであり続けてくれたことへの1つのご褒美が、今回の滝沢歌舞伎だったのではないかと思いました。
 
そして、そのシンメを務め上げた、林くん。9年連続の出演は伊達じゃない。
正直、林くんは宇宙Sixくくりでの出演ではなかったから、直接的にSnowManと比べられなかっただけで、もしグループ同士の共演だったらと思う勝ち負けを競うもんじゃないとわかっていながら怖いし、そのくらいの実力者で。なんだか当たり前のように見ているけれど、すごいことなんだと。お化けも小次郎も、歌舞伎もダンスもそつなくこなす、やってのけてしまう、林くんがいなかったらSnowManはもう少し調子に乗ってたかも...(笑)
いつもいい刺激をありがとうございます。本人の夢は知らないけれど、私はいつか林くんがデビューして、健くんやこれまでの北山くんや薮くんのような立ち位置で滝沢歌舞伎に戻ってきてくれるのを見たいです。滝沢くんと並ぶ林くんを見たい。いつかそんな姿が見られるようにひそかに祈っています。
 
さて、SnowManさんですが...明後日結成記念日なので詳しくはそのとき記事にしましょう!(笑)
でも、何様だよって言われるの覚悟で一つ言うなら...やればできるじゃん!!って思いました。すっごく失礼なこと言ってる自覚はすっごくあるよ。
正直、去年の『少年たち』見て、よく見かける「さすがSnowMan、舞台慣れしてるわ」っていう評価をもらえる理由を私はあまり見出せなくて。でも、今回はそう思ったよ。台詞回しがなにより『少年たち』よりも格段にいい。もちろん、現代劇と時代劇っていう差はあるけど。やっぱり稽古期間の、練習量の差なのかなっていう感じは否めないけど。あとは教えてくれる先輩の有無ね。
できるんだこんなに。こんなにかっこいいなんて知らなかった。と惚れ直した春でした。
 
他のJr.のみんなは、私の目が足りなくて追いきれてないけど、千穐楽まで思いっきりやって、和物いいな、また出たいな、滝沢くんと健くんとSnowManと林くんと龍太くんの背中見て、考え方とか取り組む姿勢とかなんか持ち帰ってこられたなって思えたら素敵だなって思います。みんながうらやましいです。
有意義な春になりますように。
 
そしてJAEさん、女ダンさん、バレリーナのお二人、本庄さん、石垣くん後藤くん、いつも滝沢歌舞伎を支えていただきありがとうございます。スタッフの皆さんも連日ありがとうございます。
千穐楽まで怪我や事故なく、素敵な春の思い出ができますように。
 
 
 
さて、だいぶ長くなってしまったのでさすがにたたみます!
本当に滝沢歌舞伎を観劇できて幸せでした。
千穐楽まで、滝沢組の健康と安全と成功を祈っています。
 
最後にこれだけ!言ってみたかったの!(笑)
 
春の踊りは よぉいやさぁーーーー!!!